MENU

【あるある】同じ方向に何度もよけるのはなぜ?心がリンクするサインって本当?

電車のホームや狭い通路で、誰かとすれ違うとき――お互いに同じ方向によけあってしまう。そんな経験、ありませんか?一瞬のことだけど、なぜかちょっと気まずい。でも、もしそれが単なる偶然じゃなかったとしたら……?

今回は「同じ方向によける」ことに隠されたスピリチュアルな意味と、気まずい空気を軽くする実践テクニックをご紹介します。

目次

同じ方向によけるのは、波動がシンクロしているサイン?

スピリチュアルの世界では、すべての人や物に「波動(エネルギーの振動)」があるとされます。そして、波動が似ている者同士は、自然と引き寄せ合い、動きや思考のタイミングも重なりやすくなるといわれています。

同じ方向に同時によけてしまうのも、そんな波動の“共鳴”の一種。つまり、相手とあなたのエネルギーがシンクロしている状態かもしれません。

物理的にはぶつかりそうになっても、エネルギー的には“通じ合っている”。そんな見方をすると、ちょっと不思議でイライラする気持ちも軽くなるかもしれませんね。

「タイミングが合う」は“心の距離”が近い証拠

言葉を交わしていなくても、相手と同じタイミングで動いてしまうのは、直感や感覚が似ているサインとも考えられます。これは、長年連れ添った夫婦や親しい友人同士でもよく見られる現象ですね。つまり、心の距離が近いと起こりやすいのです。

「同じ方向によけた」という現象も、偶然というよりは、無意識レベルでのつながりや共鳴が働いているのかもしれませんね。

もしかしてご縁のある相手?何度も同じようによけるときは…

もし同じ相手と、何度も同じ方向によけることがあったら、それはただの偶然ではないかもしれません。スピリチュアルの世界では、こうした繰り返しの出来事は「宇宙からのサイン」として視ることがあります。

特に、相手のことがなぜか印象に残ったり、気になったりしたなら、あなたに何かを教えてくれる存在=ご縁のある相手かもしれません。恋愛的な意味でも、こうした偶然の重なりが「相性」「タイミングの一致」を感じさせるきっかけになることもありますよね。

「連続回避本能」とは?──人間の“クセ”が生み出す動きのパターン

なお、何度も同じ方向によけるあの現象には「連続回避本能」という名前がついています。「連続回避本能」とは、人が一度選んだ行動パターンを、次も同じように繰り返す傾向のことです。

たとえば、誰かとすれ違いそうになったとき、とっさに右に避けたとします。その直後にまた同じような状況が起こると、脳は「さっき右に避けたから、今回も右が安全」と無意識に判断し、また右に動こうとします。

これは人間が「変化よりも安全・慣れた行動を優先する」という性質をもっているから。脳はできるだけ省エネで行動しようとするため、一度成功した行動を“安全パターン”として記憶し、すぐに再利用するのです。

すれ違いざまに“同じ方向によけてしまう”理由

この「連続回避本能」は、2人の人間が同じように発動させてしまうことで、よくある「同方向によけあうお見合い現象」が起こります。たとえば、相手もあなたも直前に右に避けた経験がある場合、お互いに「右へ」がインプットされた状態で、再び同じ方向に動こうとしてぶつかりそうになるのです。

つまり、この現象は「気まずい」けれど、実はとても自然な人間の反応脳の仕組みと判断のクセによって起こっているものなのです。スピリチュアル的には、この無意識レベルの一致も「魂の共鳴」のひとつのサインとして見ることもできます。

同じ方向によけたときの気まずさをやわらげる5つの方法(実践編)

本能的な反応であれ、スピリチュアルなサインであれ、現実には「ちょっと気まずい……」と感じるのも正直なところ。そこで、日常ですぐに使える同じ方向によけたときの「気まずさをやわらげるためのコツ」をご紹介します。

1. 軽く笑う or アイコンタクトをとる

同じ方向によけてしまって気まずくなったとき、無理に言葉をかけなくても、軽い笑顔を見せるだけでその場の空気はグッとやわらぎます。にっこりというよりは、「ふっと笑ってしまった」くらいの自然な表情で大丈夫です。

もし相手と一瞬目が合ったら、ほんの少しアイコンタクトをとってみましょう。「大丈夫ですよ」「気にしてませんよ」という無言のメッセージが伝わります。たとえ言葉を交わさなくても、そのさりげないリアクションが気まずさを中和してくれるかもしれませんね。

2. 短い一言をそえる

すれ違いざまに「すみません」「どうぞ」といった短い一言を添えると、相手の緊張もほぐれ、場がふわっとなごみます。声の大きさは気にしなくて大丈夫。たとえ小さな声でも、「気を使ってくれたんだな」という印象を相手に与えることができますよ。

言葉にするのが少し恥ずかしいときは、笑顔と一緒にほんの一声かけるだけでも十分効果的です。「声をかけるのは勇気がいるけど、いってよかった」と思える瞬間がきっと増えていきますよ。

3. ジェスチャーでやさしさを伝える

言葉にするのが恥ずかしいときや、混雑していて声が通らないときは、ちょっとした動きや仕草で気持ちを伝えるのがおすすめです。たとえば、軽く会釈をする、手のひらを出して「どうぞ」と促す、立ち止まって一歩引いて道を譲るなど、ほんの少しのジェスチャーだけで「気遣い」が伝わります。

言葉がなくても、相手はあなたのやさしさをちゃんと受け取ってくれるはずです。忙しいときでもちょっとした所作に気持ちをのせられると素敵ですね。

4. 一歩ゆずる、立ち止まる

「どっちに行けばいいかな」と迷ってしまったときこそ、思い切って自分が一歩ゆずる姿勢をとってみましょう。たとえば、道幅が狭いときに自分がスッと立ち止まるだけでも、相手に安心感を与えられます。これだけでも「落ち着いていて感じの良い人だな」という印象を持たれることも。

慌てて動くよりも、ゆったりとした動きで相手を先に通してあげる――それだけで、場の空気に余裕が生まれ、あなた自身も気持ちよく過ごせるでしょう。

5. 気にしすぎない習慣を持つ

同じ方向によけて気まずくなってしまうと、「変に思われたかな……」「失礼だったかも」と後で引きずってしまうこと、ありますよね?でも実は、相手も同じように気にしているか、むしろ全然気にしていないことのほうが多いものです。

そんなときは、「まあ、よくあること!」と軽く受け流す姿勢が大切です。すれ違いざまのちょっとした気まずさに、深く反応しすぎないようにするだけで、日常はぐっと心地よくなります。何度かそういう場面を経験するうちに、「これも人とのコミュニケーションのひとつだな」と思えるようになってくるといいですね。

まとめ:偶然に見えて、すべてはつながっている

誰かとすれ違うときに、なぜか何度も同じ方向によけてしまう――そんな小さな“あるある”の中にも、実は心や波動のリンク、そして人とのご縁が隠れているかもしれません。

スピリチュアル的には、それは「波動の共鳴」「ご縁のサイン」として捉えることができますし、現実的には「連続回避本能」という人間の自然な行動パターンによるものでもあります。

気まずさも、すれ違いも、ほんの一瞬の“人との関わり”。偶然のようでいて、実は何かの意味があるかもしれない――そう思って向き合えば、日常のふとした瞬間も少しだけ神秘的な瞬間になるかもしれません。

次に同じような場面に出会ったときは、ちょっと心に余白をもって。 「あ、これも何かのご縁かも」なんて思ってみるのも素敵ですね。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次